ミニチュア模型・中正紀念堂

中正紀念堂は、故蔣中正（蒋介石）元総統を記念して中華民国政府によって建設されたもので、蔣中正を記念する数多くの建築物の中でも最大規模を誇ります。
本体の面積はおよそ1万5,000平方メートルで、敷地の東側に位置し、背後は杭州南路に面し、東向きに建てられています。
三層の台座は高さ14.5メートル、本体の壁は高さ24メートル、斗拱から宝頂の先端までは31.5メートルで、全体の高さは70メートルに達します。
大門の高さは16メートル、重さは75トンで、青銅鋳造によって造られています。
正堂は上下二層に分かれ、上層の銅像ホールは平面が40メートル四方で、四隅はそれぞれ7.5メートル張り出しており、後方中央には蔣中正総統の座像が安置されています。
蔣総統の銅像は高さ6.3メートル、厚さは6～12ミリメートル、総重量は約21.25トンで、陳一帆氏によって鋳造されました。台座は高さ3.5メートルで、全体の高さは9.8メートルになります。
下層のホールには中央通路、パフォーマンスホール、各種展示室および教室が設置されています。